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皆さんは

チャイナシンドローム

ってご存知ですか?
アメリカの映画のタイトルなんですが
もし、アメリカの原子力発電所がメルトダウンを起こしたとしたら、溶解した灼熱の塊が地球を突き抜けて中国まで熔けていってしまうのではないか、という内容の映画です。
実はこの映画の公開後わずか12日の1979年3月28日に、ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所で本当の原子力事故である「スリーマイル島原子力発電所事故」が起きたのです。

よく「チェルノブイリと日本の原子炉は違うから(メルトダウンは起こさない)」

とか

「軽水炉型だから(メルトダウンは起こさない)」

とか言われますが
スリーマイル島の原発こそがまさに日本と同じ軽水炉型の原発であり
そこでメルトダウンが起きた事故だったのです。


さて、今、いろいろな立場で福島第一第二原発の事故が語られています。
それには何種類かの方がいらっしゃるかと思います。
その分け方のひとつに
ちょっと乱暴ですが

「今まで原発に反対してきた方」



「今まで原発を推進してきた方」

の分け方ができるかと思います。
政府(保安院等を含む)や東電、財界、電気事業連合会などと
原子力資料情報室を始めとする反原発のNPO組織など
がいい例だと思います。

それにはひとつの大きな違いが見られます

反原発の方は、原発反対の立場こそあれ
その立場をとりあえず横においておいて
現在福島第一第二原発で何が起きているのかを
冷静に分析しています。

そしてこの事故がどういうものなのか
ということと
避難民として今後、どういう対応をしたらいいのかを
見定めるため、情報収集を行っているようです。

かたや「今まで原発を推進してきた方」は、というと...
情報隠蔽に躍起になっています。


「え?なぜそんなことが簡単に言えるの?」


という質問が飛んできそうです。
理由はひとつ

既に福島第一原発1号機が吹っ飛び
3キロ以上離れていたにもかかわらず被爆者が出てしまいました。
これは核汚染物質の流出を示唆しています。

今まで原発を推進してきた人間にとってはある意味ダメージとなりますが
それ以上に(彼ら自身に)問題なのは
今後起こるであろう「一般人が発病し死に至るまでの経緯」と「原発爆発と安全性との因果関係」を法廷で問われること
だと思います。
大変情けない話ですが、実際彼らが考えていることは

「この事故での原子力政策の衰退や電力の供給の問題」

でもなく

「被害者の救済」

でもなく

「自分の身をまもる」

という大変身勝手なものになっていることでしょう。


原発事故は原子爆弾の投下と違い
一瞬にして何万という人間の命を奪ったりはしません。

ですか原発事故では、これから数年のうちに
真綿で首を絞められるかのごとく
次々と癌で命を落とすものが出てくるでしょう。

新生児の死亡率が増加し
甲状腺癌で幼くして命を落とすものが増え
末期のがん患者が急増し
病魔に犯されながら亡くなっていく
そんな方が増えていくのですが
これが判るまでに数十年の月日を必要とします。

それは歴史があきらかに物語っています。
チェルノブイリの原発事故やネバダの核実験のことをちょっとでも調べれば明らかです。
統計上はっきりと違いが出てくるのに何十年も待たなければならない場合もあるのです。

でも立証までに数十年かかるとしたら...
推進派は全ての情報を隠蔽し、隠し続け
立証されたとしても既に自分はこの世にいない...
そんなことを狙っていると思います。

これは僕自身の推測ですが

「今仮に福島原発全てが爆発したとしても『影響は最小』として情報を隠せ」

と指示されているような気がします(自分がその立場ならそうすると思います)。
推進派の人間は生きてもあと30年が限度ですから...


それから最後に
今、ネットやツイッターで「これくらいの事故なら安全です」というような情報が流れていますが



全て根拠の無いデタラメですので絶対に信じないでください。



これにもひとつ資料を出しておきます。
チェルノブイリの事故後、わが国の科学技術庁が原子力産業会議に委託し
「放射能大惨事」
を解析させた極秘報告書があります。
その報告書の中では、人間の肉体的障害を予測するとき、ヨウ素、ストロンチウムなどの危険な放射性物質が人体のどこに蓄積され、どれほど被爆するかについて計算する中で
随所に驚くべき文章が散見されます。

-影響の本当の実態については、未知、不明の要素があまりにも多く、科学的な推論といっても、その実は scientific fiction(SF)に近い面もあることは否めない

-身体の受ける被爆の種類とそれを支配する諸因子は誠に多岐に亘るのであって、これらについてすべてを科学的資料と合理的な基礎の上に考察することはほとんど不可能なことである

-放射性物質中のどの部分がいくらの割合で骨に沈着するかを正確に定めることはきわめて困難である



用は


「わからない」


といっているのです。
なのに「安全です」といっているのは何なのか...

一部の方はこれでもうわかるかと思いますが

「安全」だと「わかる」ことは、「実は間違っている」

だという結論は容易に導き出されます。
でもこれを「わからない」なら「不確実」として原子力を推進してきたのが今の推進派の人間たちなんです。

原発がいいとかわるいとかを今ここで問うのはナンセンスですが
少なくとも


泥舟から逃げ出そうとしている輩の論理


だけは記しておきたかった次第です。

それからもし機会がありましたら

「東京に原発を」広瀬隆 著

http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%AB%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%82%92-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%BA%83%E7%80%AC-%E9%9A%86/dp/4087491374


をお読みください。
既に絶版の本ですが、もしかしたらどこかの図書館あたりにあるかもしれません。
20年以上前の本ですが、今回の事故の政府の対応やシュミレートが恐ろしいほど当たっていますので。


以上長くなりましたが原発関係の最後の日記としたいと思います。

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